SDGsを意識したリベラルアーツ
グローバル社会の中で活躍できる教養力を身につけます

叡啓大学では、リベラルアーツ教育で現代社会におけるさまざまな課題の理解に必要な知識やアプローチ方法を学び、主に「先見性」「自己研鑽力」のコンピテンシーを育成します。叡啓大学のリベラルアーツ科目は、SDGs(国連総会で採択された、持続可能な開発のための国際目標)を意識し、学びの軸としています。SDGsの17のゴールを国連が分類した5つのP(Peace平和、Partnership共創、People人間、Prosperity繁栄、Planet地球)を軸として設定し、学生が各自の興味関心に応じて、課題を見る際の視点となる「ウィンドウ」を選択し、各ウィンドウのテーマに有用な知識を学ぶことができます。(主な学問領域は、人文学関係(芸術・文学、哲学・倫理学、心理学、文化人類学)、経済学関係(経営学)、理学関係のうち環境学)
学びの軸とする5つのP
基盤科目
5Pのうち、Peace(平和)とPartnership(共創)に分類されるリベラルアーツ科目については、学生全員が履修します。
5つのP | 修得する知識 |
Peace (平和) | 平和な社会の構築や多様な主体との協働など、課題解決を行う上での思考・判断の基盤となる知識を修得 |
Partnership (共創) |
発展科目
People(人間)、Prosperity(繁栄)、Planet(地球)の3つから、学生が興味・関心に応じて、それぞれに分類されるリベラルアーツ科目を履修します。
5つのP | ウィンドウ | 修得する知識 | 主な学問領域 |
People (人間) | アイデンティティ
デザイン |
多文化共生社会で、人々の多様性を尊重する仕組みなど、社会課題に関する知識を修得 | 人文学関係 |
Prosperity (繁栄) | ビジネス
デザイン |
グローバル化する経済・社会の仕組みや、産業,技術発展などに関する知識を修得 | 経済学関係 |
Planet (地球) | エコシステム
デザイン |
自然と共存しながら発展するための環境保全や生物多様性などに関する知識を修得 | 理学関係
(環境学部分) |
<ウィンドウのイメージ>

授業Pick up ~各ウィンドウでの授業例~
アイデンティティデザイン「多文化共生社会論」
グローバル化や少子高齢化などが進む現代社会では、国籍や性別、年齢やセクシュアリティ、障がいの有無や信仰などに関係なく多様な人が安心安全に暮らし、活躍できる社会を作っていく事が不可欠です。授業では、個人やコミュニティが持つ多様性とその多様性を生み出す背景を理解した上で、現代社会の中でそれらの多様性がどのような課題の原因となり、また解決の糸口となり得るかを考え、多文化共生社会の形成のために必要な視点と基礎知識を学びます。
多文化共生社会論-1024x683.jpg)
ビジネスデザイン「経営戦略・組織論」
社会課題が多様化、複雑化し、制度的な境界線を越えるようになり、企業や非営利組織も重要な役割を担う必要性が高まっています。授業では、「戦略を立てる」「組織をつくる」「人を動かす」という経営学の基本概念と理論を学ぶとともに、社会性と事業性を結び付ける戦略マネジメントについて理解を深めます。さらに、その知識を応用し、より持続可能な組織を実現するための戦略を策定することを目指します。
経営戦略・組織論-1024x683.jpg)
エコシステムデザイン「地域活性論」
授業では、地域活性化の重要なテーマである地域産業とそれを取り巻く地域産業政策について、その概要を捉えます。また、近年のデジタルの流れを背景とした地域ビジネスの変化について、事例等を通じて理解を深め、地域の特性に基づくイノベーションや新事業の創造について理解します。
地域活性論-edited.jpg)