叡啓で学ぶ

叡啓で学ぶ教員紹介

保井 俊之(ヤスイ トシユキ)

教授
博士(学術)(国際基督教大学)
研究室:716号室
E-mail:yasui@eikei.ac.jp
オフィスアワー:毎週木曜日午前9:00-10:40
研究室Web:http://lab.sdm.keio.ac.jp/idc/yasui/index.html

プロフィール

1985 年東京大学卒、財務省及び金融庁等、パリ、インド並びにワシントンDC の国際機関や在外公館等に勤務したのち、地域経済活性化支援機構常務取締役、国際開発金融機関IDB の日本ほか5 か国代表理事等を歴任。慶應義塾大学大学院で2008 年から教壇に立つ。2011年国際基督教大学から博士号。米国PMI 認定Project Management Professional。日本創造学会評議員、地域活性学会理事。

担当分野

社会システムデザイン、公共政策

担当講義

Public Management Theory/公共経営論
Studies in Socioeconomic System/社会経済システム論
SDGs, the world and us/持続可能な世界と私たち~SDGsの達成に向けて~
Introduction to Social System Design/ソーシャルシステムデザイン入門

研究に関する自己PR

「正解」のない社会課題を問いとして立て, 世界と個人の幸福(ウェルビーイング)のために, 殻を破った発想力と直観力(デザイン思考)により, 全体の因果のつながりをとらえ(システム思考), 突き抜けてやり抜くスキル(プロジェクト・マネジメント)で, 体系立てて(システマチック)新しい価値を社会に提案する学問体系(社会システムデザイン)を研究しています。

研究テーマ

  • 社会イノベーションを創発する方法論の開発と有効性検証
  • 世の中を前向きに変革するための社会デザインの方法論の開発と有効性検証
  • 幸せ中心デザイン(well-being-centered design)の手法開発と有効性検証
  • 地域の主観的幸福を向上させる地域通貨の社会デザインの方法論の開発
  • 働きがい(エンゲージメント)と主観的幸福(ウェルビーイング)と企業の成長の相関関係及びそのデザイン方法論の開発
  • 社会イノベーションを促進する対話手法の開発と有効性検証
  • 地域住民のつながりを促進することによる地域の幸せ及び社会関係資本にもとづく地域活性化のメカニズム構築及び有効性検証
  • コミュニティの「場」のデザイン及びデザインが地域住民の幸福度向上及び活性化に貢献するアーキテクチャ設計の方法論の開発
  • システム思考及びデザイン思考を用いてイノベーションを創発する方法論の開発及び有効性検証
  • 新たな価値を創出する金融が地域住民の主観的ウェルビーイングを向上させる金融手法の開発及び有効性検証

研究の特徴・内容

地球と個人がともに幸せ(ウェルビーイング)である社会を実現するために, デザイン思考, システム思考及びプロジェクト・マネジメントの学問的枠組みを活用し, 様々な社会課題について問いを立て、解決策を提案して実践する創造的な方法論の構築と有効性検証を行っています。社会システムデザインがその方法論の名前です。
方法論の中心は, 人間中心デザインよりも進んだ, 地球と個人がともにウェルビーイングであるためのデザインである「幸せ中心デザイン(well-being-centered design)」です。
特に, ひととひとのつながりの向上は幸福に結びつく傾向にあることから, 地域の社会経済活動を媒介し, ひととひととのつながりを強化して地域の幸福を向上するおカネのデザインの方法論の開発に, 研究の中心を置いています。恩送り・恩返しの貨幣を「エミー」と名付け, 「エミー」が使用者の主観的ウェルビーイングの向上とどのような関係にあるか研究しています。
また企業の従業員の働きがい(エンゲージメント)と主観的幸福(ウェルビーイング)と企業の成長の相関関係及びそのデザイン方法論の開発, 及び社会イノベーションを促進する対話手法の開発と有効性検証にも注力しています。
地域活性学会理事, 日本創造学会評議員を務めています。

論文リスト

  • 保井俊之, 末吉隆彦, 磯崎隆司, 飛鳥井正道, 山川麻美, 江上広行, 本條陽子, 前野隆司 (2021)「主観的ウェルビーイングを向上させる地域通貨の社会システムデザイン: 偏相関分析による貨幣使用と主観的ウェルビーイングの直接的相関要素の特定を通じて」, 『日本システムデザイン学会誌』, Vol. 1, pp. 43-57 [査読あり]
  • 保井俊之, 末吉隆彦, 飛鳥井正道, 岩波宏, 山川麻美, 前野隆司 (2017) 「ありがとう最大化ともうけ最大化の対話原理の比較研究(第一報): 協創型ビジネスゲームにおける幸福度・ポジティブ/ネガティブ感情・人のふるまいの関係解析」, 『対話支援研究』, 第4号, pp. 17-38 [査読あり]
  • 保井俊之, 坂倉杏介, 林亮太郎, 前野隆司 (2016) 「DSMとCMMを用いた地域活動のつながり可視化・構造化モデルの提案」, 『地域活性研究』, Vol. 7, pp.20-19 [査読あり]
  • Toshiyuki Yasui, Seiko Shirasaka, Takashi Maeno (2014) ‘Designing Critical Policy Infrastructures by Participatory Systems Analysis: The Case of Fukushima’s Reconstruction’, International Journal of Critical Infrastructures, Vol. 10, Nos. 3/4, pp. 334-346 [査読あり]
  • Toshiyuki Yasui (2011), ‘A New Systems-Engineering Approach for a Socio-Critical System: A Case Study of Claims-Payment Failures of the Japan’s Insurance Industry’, International Council on Systems Engineering (INCOSE), Systems Engineering Journal, Vol. 14, No. 4, pp. 349-363 [査読あり]

著書

  • 前野隆司・保井俊之著「無意識と『対話』する方法: あなたと世界の難問を解決に導く『ダイアローグ』のすごい力」(ワニプラス), 2017å¹´1月, ISBN 978-4847095375
  • 保田隆明・保井俊之著, 事業構想大学院大学ふるさと納税・地方創生研究会(編集)「ふるさと納税の理論と実践」(事業構想大学院大学出版部), 2017å¹´1月, ISBN 978-4883353873
  • 前野隆司(編著), 保井俊之, 白坂成功, 富田欣和, 石橋金徳, 岩田徹, 八木田寛之著「システム×デザイン思考で世界を変える: 慶應SDM『イノベーションのつくり方』」(日経BP社), 2014å¹´3月, ISBN978-4822249946
  • 保井俊之著「『日本』の売り方: 協創力が市場を制す」(角川oneテーマ21新書), 2012å¹´3月, ISBN 978-4-04-110205-3
  • 保井俊之著「保険金不払い問題と日本の保険行政: 指向転換はなぜ起こったのか」 (日本評論社), 2011å¹´8月, ISBN 978-4535556867

専門資格

  • 米国Project Management Institute認定Project Management Professional 

キーワード

社会システムデザイン、 ç¤¾ä¼šã‚¤ãƒŽãƒ™ãƒ¼ã‚·ãƒ§ãƒ³ã€ subjective well-being、 å¹¸ç¦å­¦ã€ é‡‘融、 å…¬å…±æ”¿ç­–、 å¯¾è©±ã€ åœ°åŸŸæ´»æ€§åŒ–、 åœ°åŸŸé€šè²¨ã€ å›½éš›é–‹ç™º

関連するSDGs項目
  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 働き買いも経済成長も
  • 産業と技術革命の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 平和と公平をすべての人に
  • パートナーシップで目標を達成しよう

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