叡啓で学ぶ

叡啓で学ぶ教員紹介

粥川 準二(カユカワ ジュンジ)

准教授
博士(社会学)
研究室:413号室
E-mail:j-kayukawa@eikei.ac.jp
研究内容:https://researchmap.jp/kayukawajunji

プロフィール

愛知県出身。
フリーランスの科学ジャーナリストなどを経て現職。

担当分野

社会学

担当講義

Media Studies/メディア論
Introduction to Sociology/社会学概論
Introduction to Bioethics/生命倫理学概論
Introduction to Ethics of Science and Technology/科学技術倫理入門

メッセージ

2020年春以来、世界は新型コロナウイルス感染症に悩まされています。その過程で、パンデミック以前から存在していた「社会問題」も浮き彫りになっています。そして今後、ワクチンが普及しウイルスが消えても、この社会は、決してコロナ以前と同じではいられないでしょう。私が専門とする社会学は、社会の変化を捉えつつ、社会問題に取り組むための学問です。叡啓大学では、“ウィズ・コロナ”、そして“アフター・コロナ”の社会問題に取り組むチカラを育んでいきます。

研究に関する自己PR

科学技術と社会との相互作用、とくに倫理的な問題について、文献調査やフィールドワークを通じて、研究しています。

研究テーマ

先端医療技術やその研究におけるELSI(倫理・法制度・社会的問題)、研究不正問題、科学&メディア・リテラシー、など。

研究の特徴・内容

これまで、幹細胞、クローニング、生殖補助技術、出生前診断、ゲノム編集など、最先端医療技術やその研究をめぐるELSI(倫理・法制度・社会的問題)について探究してきました。その成果は複数の著作にまとめられています(『ゲノム編集と細胞政治の誕生』、青土社、2018年、など)。また、科学や技術、医療、アート、映画などについて、数多くの時評や書評などを、さまざまなメディアに寄稿しています。近年では、ある種の脆弱な集団を対象とする医学研究をめぐる倫理問題を検討しています。

論文リスト

  • Noda, Asao, et al. "Ethical, legal and social implications of human genome studies in radiation research: a workshop report for studies on atomic bomb survivors at the Radiation Effects Research Foundation." Journal of Radiation Research, vol. 62, no. 4, 2021, pp. 656-661. (last author)
  • 「COVID-19 時代のリスク・再論――事実、共通性、そして信頼をめぐって」、『現代思想』、48å·»16号、2020å¹´11月号、 46-59頁
  • 「COVID-19時代のリスク : その不平等な分配について」、『現代思想』、48å·»7号、2020å¹´5月号、97-102頁
  • 「生殖細胞系ゲノム編集とメディカルツーリズム」、『人間科学研究』、通巻15号、2018年、134-113頁
  • 「先端医療、生命倫理、メディカルツーリズム」、『現代思想』、 45å·»18号、2017å¹´9月号、132-142頁

著書

  • 『研究不正と歪んだ科学 STAP細胞事件を超えて』、共著、榎木英介編、日本評論社、2019å¹´
  • 『ゲノム編集と細胞政治の誕生』、単著、青土社、2018å¹´
  • 『曝された生 : チェルノブイリ後の生物学的市民』、監修、アドリアナ・ペトリーナ著、森本麻衣子・若松文貴訳、人文書院、2016å¹´
  • 『バイオ化する社会 : 「核時代」の生命と身体』、単著、青土社、2012å¹´
  • 『逆襲するテクノロジー : なぜ科学技術は人間を裏切るのか』、共訳、山口剛・粥川準二訳、早川書房、1999å¹´

キーワード

社会学、ELSI(倫理・法制度・社会的問題)、リスク、不平等、スティグマ、歴史、メディア

関連するSDGs項目
  • 貧困をなくそう
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 産業と技術革命の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • つくる責任つかう責任
  • 平和と公平をすべての人に
  • パートナーシップで目標を達成しよう