叡啓で学ぶ

叡啓で学ぶ教員紹介

安富 淳(ヤストミ アツシ)

准教授
Ph.D. in Social Sciences
研究室:416号室
E-mail:yasutomi@eikei.ac.jp
オフィスアワー:メールにて予約してください

プロフィール

上智大学比較文化学部卒、ベルギー・ルーヴェン大学から博士号。在ブルガリア日本国大使館専門調査員、国際NGO職員、平和・安全保障研究所主任研究員、宮崎国際大学講師、同准教授を経て、2021年より現職。

担当分野

安全保障論、平和論

担当講義

Introduction to International Cooperation and Security/国際協力・安全保障概論

Peace Studies/平和論

メッセージ

現代社会において、悲しいことに世界各地でさまざまな暴力の被害に遭っている人たちが大勢います。暴力が支配する社会には富も健康な生活も教育も実現しません。世界に平和な社会をつくるにはどうすればよいのか―私たちの先輩たちは、この難題に取り組んできました。平和とはなにか、安全を守るとはどういうことなのか、戦争や紛争はなぜ起こるのか、どのように予防や解決できるのか、などの問題に、いっしょに議論しながら考え、学んでいきましょう。

研究に関する自己PR

紛争後の平和構築、特に、コミュニティ治安改善に向けた住民の活動や警察改革、武装組織と住民との関係を研究しています。また、各国の軍隊や軍事活動に対する国民支持が安全保障政策形成へどのように影響するか研究を行っています。

研究テーマ

  • 紛争経験国および新興民主主義国における平和構築
  • 紛争経験国および新興民主主義国のコミュニティ治安改善
  • 治安部門改革およびガバナンス(SSRG)
  • 民軍関係、民軍協力
  • 内戦終結後の非正規武装組織、犯罪グループ、自警団
  • 殉職兵士・戦死者に対する弔い、補償、記憶に関する研究

研究の特徴・内容

紛争後の平和構築を多角的に捉え、学際的な研究をしています。現在の主な研究対象は、軍隊、警察と武装組織です。これまで、平和構築に必要な軍隊や警察の組織改革(治安部門改革)を中心に研究してきました。最近では、紛争経験国・新興民主主義国の非正規武装組織とコミュニティ住民との関係について研究しています。武装組織は、非正規暴力組織であるために「平和構築の阻害要因」と位置づけられるのが一般的ですが、実際には住民と協働して地域の安定に貢献する事例など、これまでの理解を覆す一面にも着目し、東南アジア諸国やラテンアメリカ諸国を中心に研究を進めています。

論文リスト

 

  • “When Soldiers Speak Out against Their Own Military: A Study of Non-Academic Books Published by Retired Japanese Officers”, Res Militaris, Vol. 10, No. 1, 2020.
  • 「研究ノート:軍隊の海外派遣時における殉職者の扱い ― ドイツ連邦軍の事例から」『防衛学研究』第61号、2019年、9−27頁
  • 「コミュニティ・ポリシングの脱西欧化:ドナーは武装集団をどのように扱うべきか」(共著)『国際協力論集』第26巻第1号、2018年、75-99頁
  • “Civil-Military Cooperation Strategy for Disaster Relief in Japan - Missing in Disaster Preparedness” (Co-authored), Liaison, Vol. 7, Center for Excellency, US Pacific Command, Spring 2017.
     

著書

 

  • 「技術革新と軍の文化の変容」In:道下徳成(編著)『「技術」が変える戦争と平和』芙蓉書房出版、2018å¹´9月(ISBN978-4-8295-0743-8)
  • 「自然災害における自衛隊の邦人輸送」In:片山裕(編著)『防災をめぐる国際協力のありかた』ミネルヴァ書房、2017å¹´7月(ISBN978-4-623-08063-2)
  • 「なぜ連携するのか」In:上杉勇司・藤重博美・吉崎知典・本多倫彬(編著)『世界に向けたオールジャパン』内外出版、2016å¹´4月(ISBN978-4-905285-57-1)
     

キーワード

安全保障、平和構築、国際協力、治安部門改革、軍隊、警察、コミュニティ治安改善、武装組織、非政府組織(NGO)

関連するSDGs項目
  • 平和と公平をすべての人に