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【開催報告】産孊連携掚進䌁業に孊ぶ「共創プロゞェクト成果報告䌚」

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瀟䌚の䟡倀を創造する 倧孊ず䌁業が手を組む革新的プロゞェクト

2024幎3月27日氎曜日、本孊で「共創プロゞェクト成果報告䌚」を開催したした。

「共創プロゞェクト」は、本孊の教育を支える叡啓倧孊実践教育プラットフォヌム協議䌚の参画䌁業の新芏事業創出を目的ずしお、本孊産孊官連携・研究掚進センタヌで2024幎2月1日から取り組んでいたす。

「共創プロゞェクト」の過皋で、䌁業ず孊生が共同で取り組むこずが有効な課題を特定し、䌁業ず孊生がチヌムを線成し、産孊官連携掚進の教員によるサポヌトのもず「孊生協働プロゞェクト」が生たれおいたす。このプロゞェクトは、䌁業にずっおは、新芏事業の創出及び掚進、越境䜓隓を通じた様々な課題解決や䟡倀芳の再認識を図り、孊生にずっおは授業以倖の腕詊しや成長の機䌚ずなりたす。

今回の報告䌚は2郚構成で、第郚では、本孊の定金基教授ず共創プロゞェクト参画䌁業瀟によるパネルディスカッション、第2郚では、孊生協働プロゞェクトの成果発衚を行いたした。

第1郚 パネルディスカッション

株匏䌚瀟EVENTOS様ず広川株匏䌚瀟様

プロゞェクトを進める䞭で、参画いただいた䌁業の経営局ず本孊教員が「察話」を繰り返すこずで、䌁業様の課題の特定構造の芋える化を行いたした。

パネルディスカッションでは、プロゞェクトに参加いただいた株匏䌚瀟EVENTOSの代衚取締圹川䞭様ず広川株匏䌚瀟の垞務取締圹廣川様が本孊教員ず取り組んだ「共創プロゞェクト」埌に感じた倉化や成果に぀いおお話しいただきたした。

川䞭様

「共創プロゞェクト」に取り組む前の課題ずしお、新入瀟員名を新芏プロゞェクトのリヌダヌに任呜し進めおいたが、経営者などの意芋が圧力に感じられやらされ感がでおしたった。「共創プロゞェクト」に取り組み始めた埌は、定金先生がファシリテヌタヌ圹を務めるこずで定期的なミヌティング開催に繋がり、業界の垞識を芆す発想や新たな芖点を芋出すこずが出来た。

廣川様

新芏事業やプロゞェクトを始めるずきは、決定暩のある者が舵取りを行うずその者の刀断で進んでしたう。そこにファシリテヌタヌずしお定金先生のアドバむスにより進め方も倉わっおいく。

定金先生

コンサルタントず䜕が違いたすか

川䞭様

収益など成果を出すようアドバむスをするのがコンサルタントであり、定金先生ずの「察話」ずは違う。儲かる、儲からないではなく、正しいか、正しくないかずいう、経営的ではない芖点やアドバむスがよかった。

廣川様

今回叡啓倧孊の新しく始たった「共創プロゞェクト」に関わるこずが面癜いず感じお、新芏事業をスタヌトした。「共創プロゞェクト」に取り組む前の課題ずしお、新芏事業を進める際、プロゞェクトを任せられる若手瀟員の人材育成が課題ずなった。「共創プロゞェクト」に取り組んだ埌は、アカデミックな知識や芖点からアドバむスをいただけたこずで、今たでになかった新たな発想が生たれた。たた、孊生協働プロゞェクトで叡啓倧孊生ず関わるこずで、若手瀟員が刺激を受けしっかりず考えお取り組むようになった。倖郚からの刺激や目線により、責任感が匷くなったず感じる。

川䞭様

ファシリテヌタヌ圹が入るこずで、若手瀟員が自分の感じた意芋をいうこずができた。若手瀟員はずおも玠盎で、䞊叞から期埅されおいるこずを進めようずするが、䞻䜓的に自身が感じおいる意芋を蚀っおほしい。「共創プロゞェクト」を通しお意芋を蚀い、話し合う事で、業界の垞識を芆す発想や新たな芖点を芋出すこずが出来た。

 

「共創プロゞェクト」に参画いただき、成果に぀いおそれぞれの芖点でお話しいただきたした。䌁業様からは「課題の再確認ができるずずもに、客芳的な芖点での構造化により敎理しやすくなった」ず嬉しい声が聞かれたした。

第2郚 孊生協働プロゞェクト発衚

①「米蟲家の䜙剰圚庫掻甚を目的ずした新業態創業」株匏䌚瀟EVENTOS様

来幎春オヌプン予定のおむすび専門店の商品開発を本孊孊生ず行い、その様子を発衚したした。

商品開発では、珟地を実際に蚪れ、アンケヌト調査を行い、お客様に詊䜜品を食べおいただきたした。

株匏䌚瀟EVENTOS様からは、「孊生協働プロゞェクトがスタヌトしお、これから進める業務が明確化され、孊生からの違う芖点で意芋をもらえたこずが刺激になった。たた課題の敎理がしやすくなり、パズルのピヌスを組み立おやすくなった」などの感想をいただきたした。

②「2025幎新卒採甚における新芏事業掚進人材採甚」ツネむシホヌルディングス株匏䌚瀟様

「新芏事業・新芏プロゞェクトを創造・リヌドする人材を採甚する方法」をテヌマに新卒の採甚方法を孊生ず䞀緒に考え、発衚したした。

孊生らは採甚に぀いお、䌁業が求めおいる人材ではなく、䌁業の環境や課題に必芁な人材を明確化した埌に、採甚方法を考えるこずを䞀番倧きなプロセスずしおプロゞェクトに取り組みたした。

ツネむシホヌルディングス株匏䌚瀟様からは、「短い期間の䞭でスピヌド感をもっお課題に取り組んでいただき、たた課題発芋胜力に感心した。䌁業ずしお取り組たなければいけない課題を孊生ず䞀緒に取り組めおよかった」ず感想をいただきたした。

③ 「レストラン事業におけるカフェ業態の認知ず集客」テラスホヌルディングス株匏䌚瀟様

「カフェタむム14時17時の集客を䞊げるためには」をテヌマにプロゞェクトに取り組みたした。

本質的な課題を発芋するために、䌁業様が事前の課題ずしお「あなたはどんな時にカフェを利甚したすか」などいく぀かの蚭問を蚭定し、孊生らは叡啓倧孊の授業で孊んだ芪和図法で分析・敎理をしたした。

タヌゲットを20代女性に絞り、゜ヌシャルメディアを掻甚するこずに取り組みたした。孊生がこのプロゞェクトに携わった埌でも、瀟員の方が継続しおむンスタグラムの投皿やリヌル動画の䜜成ができるようにマニュアルも䜜成したした。これらの取り組みから、カフェタむムの集客を䞀時的に倍に増やすこずができたず成果を発衚したした。

 

 

 

④「事業掚進フェヌズ実蚌ずしおの新芏事業の認知獲埗」広川株匏䌚瀟様

新芏事業で、「防灜のアミュヌズメントパヌク斜蚭」のプロモヌションを孊生ず䞀緒に取り組みたした。孊生がタヌゲットを決め、「䌁業向け」ず「消費者向け」のチヌムに分かれ、プロゞェクトを進めたした。

防灜アミュヌズメントパヌク斜蚭は、䞀般の誰もが、小型重機の操瞊やバギヌの乗車䜓隓を楜しみながら、防灜の知識や技術を楜しめる斜蚭です。孊生からは、週末のお出かけスポットずしお斜蚭を玹介するこずで「防灜」は楜しいずいう新たな芖点を芖聎者に届けるなど぀の提案を行いたした。

䌚堎では、質疑応答も行われ倧盛況のうちに終了したした。

今回参加した孊生からは、

  • 今たで授業でむンプットしおきた「プロゞェクトを進める手法」を実際にアりトプットできるいい䜓隓ずなった。
  • 課題解決挔習の授業を掻かすこずができた。授業で孊んだこずの応甚ずしお実践でき、思考力の向䞊ぞず぀ながった。
  • チヌムでの動き方を知り、自分の埗意䞍埗意なこずなど自己理解を深めるこずが出来、分担しお業務を進めるこずができた。
  • 授業で孊んできた課題解決に必芁な「論理的思考力」が、今回の実践で「䜿える思考ず䜿えない思考」が明確化され、これからの授業にさらに掻かせるず思った。

など、倧孊での孊びを掻かし䌁業様の事業に貢献できた喜びの声が聞かれたした。

孊生たちは、本孊の「ICT・デヌタサむ゚ンス」や「デザむン思考・システム思考」など修埗した孊びを掻かし、課題解決挔習や䜓隓・実践プログラムで実践した経隓を元に、今回の「孊生協働プロゞェクト」に挑戊したした。この挑戊が孊生たちにずっお瀟䌚経隓の堎ずなり、倧きな成長をもたらしたした。

孊生ず䌁業様が短期間に定期的に集たり、䞀぀の課題を違う芖点から怜蚎するこずで、思考の範囲を広げ、今たで導き出せなかった解決策や新しいアむデア・発想、新たな䟡倀の創出ぞず぀ながりたした。

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